ディペンドバイスシステム ®

ＰＳＳシリーズ　３０／５０／７２ｍｍ幅

独自のＰＳ機構により段取り替えが簡単、スピーディーに

状況に応じたセッティングが出来る優れた汎用性

優れた作業性を実現するポイントセレクション機構搭載

独自のクランプ方式（ＰＡＴ．）	簡単、敏速で浮き上がりの無い強力な締め付け力を実現。（５０ｍｍタイプで最大２０ＫＮ） 一回の動作で２個のワークが取り付けでき作業がスピーディーに行えます。
独自のＰＳ（ポイントセレクション）機構（ＰＡＴ ．Ｐ）	精密セレーションにより僅かな時間で高精度に原点を選ぶ事ができます。 バイス側面に設けられた目盛りにより、段取り時の基準面出しが容易に行えます。
本体、部品共焼き入れ、研磨 仕上げ（ＨＲＣ５５゜）	バイスでは例の無い総焼入れ、研削仕上げ工程を施す事によって長期間の精度保持と高い剛性を確保しています。

フレキシブルなバイスセッティングが高生産性に貢献

省スペース設計	マシニングセンターの加工エリアを最大限に活かすレイアウトが可能。長時間無人化運転に大きく貢献します。 立形、横形、５軸マシニングセンター、フライス盤、研磨機など幅広い用途に使用可能です。
豊富なオプションにより、あらゆる形やサイズのワークに対する加工が可能	１、２、３、４個掴みや異形ワークに対応する豊富なオプションを併用すれば、新たな治具を購入せずにバリエーションアップが図れ大変経済的です。

多連使用でのバイス本体、長手方向の位置決め手順と精度

1. Ｍブロック（１）の”Φ”印をバイス本体端部の目盛りに合わせ確実に固定します 。多数台ある場合は同じ作業を繰り返します。
2. １台目の第一基準面を決定する為の位置決めを行います。 ※この時バイス本体は装着用穴（１）以外で固定します。
3. 同じように多数台の第一基準面が１台目と同位置になるようセットします。
4. ③迄の作業完了後、Ｍブロック（１）を一度外して装着用穴（１）を固定し、Ｍブロック（１）を元の位置に取り付けます。
5. 以上の作業でセレーション基準が決定し、目盛りによるワークの位置決めが可能になります。

多彩なクランプパターン

ディペンドバイスは口金の組み合わせやオプションパーツを使用する事によって、様々な形状や個数のワークをクランプする事ができます。
詳しくはお問い合わせ下さい。

ワーク最大締め付け長さ（ 標準口金使用時 ）

※ＰＳＳ－５４００の４個掴みの場合、４６ｍｍまでのワークが４個掴み可能

単位（ｍｍ）

※別売りのＳＨ口金、ＳＴ口金、オプションパーツの生口金、生Ｌ口金など使用した場合は上記のワーク長さ寸法とは異なります。

ＰＳＳシリーズ 口幅 ３０／５０／７２mm	Ｃ４Ｖシリーズ 口幅 ３０／５０／７２mm
標準パーツリスト ３０／５０／７２mm用	オプションパーツ ３０／５０／７２mm用
ディペンドバイス使用、応用例	Q&A